ゴルフスイング動画

ゴルフにとって、大切なのは、いかに再現性の高いスイングが出来るかということ、自分のスイング動画を撮影して確認することで、不安定になりやすい要素など、課題がたくさん 見つかります。嫌にならない程度に(笑) 定期的に撮影して、より再現性の高いスイングを身につけて行きたいと思います。

最高峰のアメリカ男子ツアーで戦う松山英樹。どっしりとしたアドレスから繰り出されるドライバーショットは平均で300ヤードを超える力強さがあります。
アマチュアゴルファーにぜひ真似をしてほしいポイントは、バックスイングとダウンスイングでほぼ同じプレーンに降りてくるワンプレーンスイングと、インパクトまでまったく動かない頭の位置です。
このワンプレーンスイングと動かない頭こそが、スイングがぶれずインパクトが安定する秘密。松山英樹のショットの正確さを生んでいるポイントでしょう。

ゴルフスイングを撮影してみても、一体どこを見ればいいのかわからない! という方も多いでしょう。
そこでここでは、ゴルフスイングを撮影した時にチェックするべきポイントをまとめてみましたので確認していきましょう。

自分のゴルフスイングを動画で見て確認するのは、非常に効果的な練習方法です。
スマートフォンで簡単に撮影ができるようになったとはいえ、わざわざ自分のスイングを撮影して客観的にチェックする、という習慣のある方は少ないでしょう。
しかしこのスイング動画の自撮りこそが、ゴルフ上達への近道なのです。
手軽で簡単に撮影ができる方法は、やはりスマホアプリを使っての撮影です。
最近は、こういったゴルフスイングを撮影・再生するためのスマホ用アプリが有料・無料含めて数多くリリースされています。
スマートフォンに内蔵されているカメラとアプリだけでは、どうしても高速で動くゴルフスイングを撮影するには不満を感じる場合も。
また1人で撮影する場合、カメラの録画開始ボタンを押して、自分のフォームをカメラに撮り、またカメラまで戻って停止ボタンを押すという手間が、どうしても必要になります。
そうした手間も、アプリの中には、録画の開始と停止を自動でできるような物もあるので、そういったアプリを使えば、1人でも簡単に撮影可能です。
上手に撮影するコツは、アドレス時のグリップが画面の中心よりやや下になるようにセットし、カメラはグリップの高さに合わせます。
そうしたら、クラブを含むスイング全体が収まるように、カメラの位置を調整しましょう。
フォームの確認は、ゴルフ上達にとても重要なので、アプリを有効活用して練習に励みましょう。

初心者の方は、自分のフォームを見てもそれが正しいかどうか、判断するのが難しいと思います。
そういう時は、プロの動きと自分の動きを比べてみると良いでしょう。
ゴルフスイングのアプリには、比較再生機能を備えた物も多くあります。
自分のスイングを撮影した動画と、プロの動画を並べて簡単に比較ができるようになっているので、プロのスイングとどこがどう違うのかすぐにわかるようになっています。
プロの動画を見て研究するだけでなく、自分の現状のスイングを客観的に確認できますので、嫌でも自分のスイングの悪い部分が見えてくるはずです。
プロゴルファーと自分のスイングの違いに気付けるのも、動画でフォームを確認するメリットの1つでしょう。
もし細かな動きがわからないという場合は、スケルトン機能を搭載したアプリがおすすめです。
写真のアプリは「ゴルフのスイングチェッカー」です。

「思うようにラウンドも練習もできていない」そんなゴルファーのために、ゴルフ雑誌「ワッグル」が【LINE動画レッスン】をスタート。「有名プロたちがあなたのスイングを動画で見て、あなただけにレッスンしてくれる」というこの企画、期間限定で行われる予定なので、この機会にぜひレッスンを受けてみては?

プロゴルファーのスイング動画もYouTubeに数多くアップされていますので、気軽にスイングの細かいところまで見られるようになりました。
ぜひプロゴルファーのスイングと自分のスイングの違いを比べてみてください。

プロゴルファーのスロー動画と自分の動画を見比べて、ぜひどこがどう違うのか、どうスイングを調整していけばいいのか、ぜひ研究してみてくださいね。
自分のスイングを見るって想像以上に気付きが多いものなので、次のステップへの大きな一歩になることもありますよ。

ゴルフのスイングでは、骨盤から背骨、そして首を基本とした、上体の傾きがどうなっているかが、非常に重要になります。
上体の傾きは、前傾角と呼ばれる前後の傾き、それと、右手が下になるためにできる、若干の右への傾き(右打ちの方)が合わさって、斜めの軸(スイング軸)を作っています。
このスイング軸の角度が、スイング中に変わってしまうことが、ミスショットが増える原因の1つです。
軸が、右や左に傾き過ぎていないかをカメラで録画して自分の目で確認することは、良い練習になります。
アプリなどを使って自分のフォームを撮影したら、まずはスイング軸がブレていないか確認するようにしましょう。

ゴルフのスイングには、人それぞれ個性がありますが、その中でも確率が高いスイングとそうではないスイングがあります。
ミスショットをしないために確率の高いショットを打つには、トップでの手首の形はぜひ見ておきたいポイントの1つです。
まず、左手首が切り返しで背屈(手の甲側に折れること)していないかどうか、を見てみましょう。
左手首がトップで背屈してしまうと、クロスシャフトになってしまうためミスショットの確率が高くなってしまうんです。プロゴルファーのスロー動画を見てみても、トップ付近で左手首が背屈している選手はほぼ見られません。
画像の選手はアダム・スコット選手。
左腕と左手の甲のラインがキレイに真っすぐになっていますよね。
逆に掌屈(手のひら側に折れること)している選手もいて、ダスティン・ジョンソン選手や渋野日向子選手などが有名ですよね。
また掌屈まではいかなくても、腕と手首の角度が真っすぐになっている選手がほとんど。プロゴルファーでは、左手首がトップで背屈している選手がほぼいないのに対し、アマチュアゴルファーではかなりの数が見られます。
これはやはり「良いショット」を積み重ねていくために、プロゴルファーとしても大切なポイントの1つになっているんでしょう。

取扱説明書には、ゴルフスイングフォームチェッカーというアプリのQRコードが印刷されています。iOS用は有料でしたが、私はアンドロイドなので、無料で使えます。

例えば、バックスイングをスリークォーターの大きさ(グリップが顔の高さ)でスイングしてみようと思っても、実際に撮影したスイング動画を見てみると、イメージよりもずっと大きなバックスイングになってしまっていると思います。
これはもちろんハーフショットなどでも同様で、自分が「これくらいの大きさでスイングしたい!」と思っても、イメージと自分のスイングの幅にズレが出ているのはよくある話です。
スイングの大きさだけでなく、「頭を動かさない!」と決めてスイングをした時も同様です。バックスイングで右へのスウェイをなくそうと、自分ではその場から少しのズレもないように身体を捻転させている方も多いんじゃないでしょうかね。
でも実は撮影した動画を見てみると、顔がかなり右へ動いていた……こんなケースは普通に起こります。
ゴルフスイングは、一事が万事そんな感じなんです。だからこそ動画で撮影して、スロー再生、チェックを繰り返しながら理想のスイングとすり合わせていくのが大切なんですよね。
そして、この自分のイメージと実際のスイングとのギャップこそが、ゴルフスイングの上達を妨げている大きな障害でもあるのです。
動画を撮影することで、自分のイメージと実際のスイングとのギャップを客観視できます。
スイング撮影、おすすめです!

韓国の女子プロゴルファーの中でぜひスイングの真似をしてほしいなと思うのがこちら、イ・ジョンウン6。
同姓同名のゴルファーがたくさんいたために名前に数字がついて区別をしたことから、話題になったこともありました。
イ・ジョンウン6のスイングはまさにお手本そのままのスイングです。体の捻転を十分に使っていますが、腕は余分な動きをしていないためにコンパクトなトップが特徴です。
切り返しも上体の捻じり戻しの力で、自然にダウンへと移行していますのでスイングに力みがまったくありません。

片山晋呉はユニークな練習器具を多く使うことで有名ですよね。練習器具を使うことで、よりスイングのチェックや改善に特化した練習をしているのはアマチュアにも参考になるポイントです。
小柄ながら無駄なくボールに力を伝えるスイングは、力がまったく入っておらず再現性の高さが伺えます。軸回転を強く意識したスイングで、ショットで上体がブレてしまうゴルファーは、片山晋呉のスイングをお手本にしてみてはいかがでしょうか。
国内男子で永久シードを獲得しているプロですが、何も特別難しい超人のようなことをしているわけではありません。基本に忠実に、またスイングがより簡単になるようにブラッシュアップされたスイングです。

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