アディダスとプーマの関係

共にドイツの有名スポーツ用品メーカーであるアディダスとプーマ。

兄ルドルフ・ダスラーはプーマを創業し、弟のアドルフ・ダスラーはアディダスを創業します。

ちなみにW杯でドイツ代表が着用しているのはアディダス社のユニフォームとなっております。お互いをライバル視したことが両社をトップブランドにのし上がる大きなモチベーションになっていたのは間違いなさそうです。

兄ルドルフはプーマ(PUMA)を。弟アドルフはアディダス(Adidas)を設立します。

第2次世界大戦直後、兄弟はたもとを分かち「アディダス」と「プーマ」という2つの企業が誕生する。その激しい競争の歴史は、トップアスリートを巻き込んだ激しい競争状態となる。

ちなみにアディダスとはアドルフの愛称「アディ」と「ダスラー」をつなげたものであり、プーマはルドルフの「ル」とダスラーの「ダ」を合わせたルーダ(Ruda)という会社名でしたが、後にプーマとなりました。

ドイツ、ミュンヘンの北に位置するヘルツォーゲンアウラハという村からあるスポーツシューズメーカーの歴史が始まる。1898年、靴職人のクリストフ・ダスラーの子として後にプーマを立ち上げるルドルフ・ダスラーが生まれる。そして1900年、アディダスの創業者となる、弟のアドルフ・ダスラーが誕生する。

弟アドルフはアディダス社を設立。兄ルドルフはRUDE(ルーダ)社を設立。翌年、プーマ社となります。

本作では、ルディが共同事業を持ち掛けていますが、実際はアディから誘ったようです。また、兄弟の決裂の原因も諸説ありますが、あくまでも実話をベースとしたドラマとして楽しめる作りになっています。

スポーツシューズの歴史の中で伝説をつくった「アディダス」と「プーマ」はもともと兄弟が起こし、第1次世界大戦後のドイツ経済の復興と共に成長した企業が基になっている。だが、その後、兄弟は対立し、会社は分裂してしまう。前編では両者が仲たがいする前、共に育てた「ダスラー兄弟商会」の興隆を取り上げる。

ドイツのスポーツブランドのアディダスとプーマ。

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