ナイキかアディダスか

通気性が高いキャンバス素材に、滑りにくく耐久性に優れた天然ラバーソールを組み合わせているのが特徴。厚手のキャンバスを使用しているため、履き込むほどに味わいが増していきます。耐久性が高いバルカナイズド製法で作られているのもポイントです。

クルーズの開発には2年間を要し、「ほとんどの大手ブランドは、当社と同じ時間をかけ、同じペースでやり取りを重ねて取り組む余裕はない」と、ジャスティン・シュナイダー氏は認める。同社はラピッドプロトタイピングプロセスを使用してシューズを開発し、ストレステストを行って、内部と外部の部品を調整する作業を「市場に送り出すまでに、おそらく数十回は行った」と語る。最初の2週間だけで、約2000人の顧客がこのシューズを注文した。ノードストローム(Nordstrom)もこの夏、全国のいくつかの百貨店でクルーズを取り扱う。

ナイキとアディダスは何十年もライバル関係にあったが、近年はナイキの方がかなり先を走っている。ナイキの売上高は直近の会計年度で467億ドル(約6兆2000億円)だったのに対し、アディダスの2021年度の売上高は212億ドル(約2兆8000億円)だった。

日本が誇るファッションブランド、sacai(サカイ)とナイキの人気コラボからホワイトのBlazer(ブレーザー)がリリースされている。

今月初め、アディダス(Adidas)とステラマッカートニー(Stella McCartney)は共同で黒色とオレンジ色のジェンダーニュートラルなアスレチックシューズを発売した。ナイキ(Nike)はWNBA(ウィメンズ・ナショナル・バスケットボール・アソシエーション)のスター選手であるサブリナ・イオネスク氏と提携し、ジェンダーニュートラルなスニーカーのサブリナワン(Sabrina 1)を開発して、今夏後半には発売予定だ。スポーツウェアとラグジュアリーシューズの境界線を行き来するフットウェアブランドであるウルフ&シェパード(Wolf & Shepherd)は、3月初めに最初のジェンダーレスコレクションであるクルーズ(Cruise)を公開した。

同社がクルーズでめざしたのは、デザイン性が高く高品質で、ジェンダーレスなフットウェアの分野で目立つ商品を市場に送り出すことだった。「ジェンダーレスなカジュアルスニーカーはいくらでもあるが、我々はプレミアムやラグジュアリーの分野に、そのように作られた商品が存在しないと感じていた」と、ホープ・シュナイダー氏は米モダンリテールに語った。

ウルフ&シェパードは、よりドレッシーなスタイルも含めて、さらに多くの商品を開発中だ。「当社は現在、あらゆるものがジェンダーレスであり得ると考えている。すべての人々に向けた商品をデザインするのは非常に楽しい探求で、ある意味未来的なことだ。そして、これは当社が今後開発するあらゆる商品について必須条件だと感じる」と、ホープ・シュナイダー氏は述べている。

ハイカットはボリューム感があり履き口も高いため、コーディネートの主役として活躍しやすいフォルムだ。1985年由来のレトロな雰囲気を放つスタイルから、クラシックなナイキの魅力を感じられる。

ヴァルカナイズ製法で作られているため、美しいシルエットとしなやかで丈夫なソールを両立させているのも特徴。熟練職人の手によって生み出されており、品質の高さを感じる1足です。手ごろで使いやすいスニーカーを探している方はチェックしてみてください。

2015年に創設されたウルフ&シェパードは当初、男性向けフットウェアブランドだった。しかし、多くの女性が同社のブランドを履くようになったため、共同創業者であるジャスティン・シュナイダー氏とホープ・シュナイダー氏はジェンダーレスのシューズを作り上げることにした。その結果として3月初めに、レースアップ(Lace-Up)、ミュール(Mule)、トレ(Tre)という3種類のスタイルからなる「クルーズ」が発売された。同社のほかのシューズと同様に、クルーズコレクションは中敷が3サイズあり、顧客は自分の足にぴったりフィットするような中敷を交換することができる。これら3モデルの小売価格は色によって189ドル(約2万5100円)から229ドル(約3万500円)だ。

報道によると、米カリフォルニア州の非営利団体「環境保健センター(CEH)」が昨年10月から6カ月間、スポーツウエアに含まれているビスフェノールA(BPA)を分析した結果、「ナイキ」「アディダス」「パタゴニア」「チャンピオン」「アスレタ」など8つのブランドの製品から安全限度の最大40倍に達するBPAが検出されたとのことだ。レギンス、ショートパンツ、スポーツブラ、スポーツシャツなどからカリフォルニア州の基準値である3マイクログラム(μg)より多い量のBPAが検出されたものだ。

ナイキの人気モデルのひとつである「SB」スニーカーです。スエードとキャンバス素材を組み合わせたアッパーに、サイドや先端の大小のスウッシュマークがアクセント。ローカットデザインで使いやすいアイテムです。

白スニーカーをリリースしてきたのは、もちろんナイキだけではない。

確かにそうだ。11月30日に終了した四半期で、ナイキは中国での売上(為替の影響は含まない)が6%増加したと発表した。アナリスト向け電話会議で、ナイキのジョン・ドナホー(John Donahoe)CEOは、同社が中国市場向けに「ローカライズされた製品」を作ることに成功しつつあると述べた。

OGカラーの一つ"Sport Blue(スポーツブルー)"。これに近いカラーブロッキングを採用した"Midnight Navy(ミッドナイトネイビー)"カラーは、上品な色合わせが印象的な一足だ。

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