ゴルフ以外にもなじみのある方も多いのではないでしょうか

1900年にドイツで誕生した老舗スポーツメーカーであるアディダスは、ゴルフ用品も幅広く展開しています。独自の3本線をアクセントにした簡素でスポーティな製品が世界中で人気です。キャディバッグも、スニーカーやアパレルと統一感のあるようなシンプルなものが多く見られます。また側面にブランドロゴが大きくあしらわれたものが多いことも特徴です。

「オノフ アイアン AKA 2024」は、アベレージゴルファー向けのアイアンとしての完成形に近い。飛距離を求めるゴルファーには易々と飛距離をもたらしてくれる。編集部員による試打計測では、7番アイアンで170ヤード超えを記録。「7番と言っても、ロフト28度だから当たり前」とはならない。“簡単に170ヤード超え”なのである。それは新しい「AKA」の重心配置、そして『アマチュアが外しやすいトゥ方向の打点ブレを強化』してあることに起因するようだ。9番アイアンで楽々140ヤード打ちたい、そんなゴルファーはリンクから編集部員とプロコーチ・関光太郎による試打レポートをどうぞ!

1882年創業のフランスで一番古いスポーツメーカーとして有名ですね。ルコックのロゴは雄鶏のシルエットで、サッカーやテニス、ゴルフのウェアやシューズを作っています。ゴルフ以外にもなじみのある方も多いのではないでしょうか。1981年に日本に進出しており、現在ではデサントが日本を含む極東、東南アジアでの商標権を獲得しています。歴史あるスポーツブランドということで、スポーティでスタイリッシュなデザインのキャディバッグが多く見られます。

ボリューム感のあるシルエットで、どんなゴルファーにもおすすめの飽きがこないデザイン性になっているキャディバッグです。持ち運びやすい設計となっており、シューズを入れる場所といった収納力も抜群です。安定した設計となっているため、置いても倒れる心配がありません。

キャディバッグとは、主にゴルフクラブを持ち運ぶために使用するバッグです。ゴルフクラブのほかにも、ゴルフボールやゴルフグローブなどのラウンドグッズも収納できます。キャディバッグは、クラブメーカーから、キャディバッグなどのバッグメーカー、アパレルメーカーまで様々なメーカーから発売されており、たくさんの種類・商品があります。そんなキャディバッグですが、大きく分けると2タイプに分けることができます。「カート型キャディバッグ」と一般的に呼ばれる自立するタイプと、斜めに立てられる脚(スタンド)を持つ「スタンド型キャディバッグ」の2種類です。キャディバッグの気になる価格は、スタンド型の安いものだと1万円を切るコスパの良いものもありますが、カート型は2万円以上のものが多く、プロゴルファーのレプリカなどは5万円以上のものもあります。

スリクソンは日本の住友ゴム工業が所有しているゴルフとテニスのブランドです。ゴルフにおいては、硬派なクラブ作りのイメージがあって、どれも所有欲を満たしてくれるクラブばかりです。またゴルフボールではZ-STAR、Z-STAR XVがツアー選手の間でも人気があり、大きなシェアを誇っていますね。「質実剛健」という言葉がぴったりくる、頑丈で硬派なデザインのキャディバッグが並びます。

オノフは、大人のゴルフライフに似合う上質さを追求する日本のゴルフメーカーです。美しいスタイルや個性的なカラーリングにこだわった製品が多く、ユニークさを求める人に向いています。キャディバッグにも、ナイロンツイル素材に綿を貼り合わせた独自の素材が使われており、一般的なゴルフバッグにはないような雰囲気があります。言うなれば、上品なアウトドアグッズのような趣です。

キャディバッグの素材にはいろいろなものがありますので、ここでちょっと確認しておきましょう。ポリエステル、ナイロン、エナメル、本革、帆布などいろいろな素材に分かれます。まずは本革から。本革の特徴は、使い込めば使い込むほど味の出る素材で、手入れさえすれば古臭さを感じさせないことです。むしろ革のエイジングによってツヤや日焼けによる自然な変色などが出てきて高級感すら漂うものも。ただ本革は日々のメンテナンスが難しく、濡れてしまえばシミになったり、レザーオイルを塗らないとひび割れてしまうなど取り扱いが難しい素材です。また他の素材よりも傷付きやすく、ゴルフクラブやカートへの積み下ろしで傷付けてしまいやすいんです。ゴルフでは雨に濡れることも十分考えられますので、お手入れに手間をかけられるかどうかが本革のキャディバッグを選ぶポイントです。ポリエステルやナイロン、エナメルについては、ツヤツヤの素材が好きなのか、織り模様があるほうがいいのかなどで選んでも大丈夫です。ポリエステルやナイロンはサラッとした表面で水をはじいてくれる素材です。多くのキャディバッグがポリエステルやナイロンの繊維で織った生地を採用していますね。エナメルのキャディバッグもたくさんあって、野球やサッカーなどのバッグに使われているツルッとした、表面にツヤがある素材が特徴です。どれも手入れにかかる手間などに差がないので、質感重視で選んでみましょう。1つ注意したいポイントが、白い素材のキャディバッグは使い込んでいくと汚れが目立つようになってくることです。キャディバッグはなかなか洗濯がしにくいので、汚れが気になる! という方は白よりもダークカラーのキャディバッグを選ぶといいでしょう。最後に帆布素材のキャディバッグを見てみましょう。テント地のような強い布でできたキャディバッグで、手触りや質感が気持ち良い素材です。見た目にも高級感があり、所有欲を満たしてくれる素材とも言えますね。ただ水濡れに弱く、中まで水が入り込んでしまうとカビが発生してしまうこともあります。また汚れも付きやすいので、本革同様に手入れが少し大変なのはデメリットです。

多くのメンズ・レディースウェアブランドを持つアパレルメーカーです。ゴルフウェアとして知っている方も多いと思いますが、キャディバッグも販売されています。TSIグルーヴアンドスポーツのブランドで、同社はパーリーゲイツの他にもマスターバニーエディションやジャックバニーなどのブランドを保有しています。

テーラーメイドはSIMやMシリーズのゴルフクラブのイメージが強いゴルフブランドですね。1979年に創業し、創業当初からメタルウッドを主力商品として販売してきました。サロモンの傘下になり、2008年にはアシュワースゴルフを傘下に加えて成長してきました。1997年にはサロモンがアディダスに買収されたため、アディダス傘下へ。2017年にアディダスがゴルフ事業から撤退したことを覚えている方も多いでしょう。現在は、多くの世界のトップレベルのゴルファーと契約するクラブメーカーとして有名ですよね。

かわいらしいペンギンのロゴでおなじみのマンシングウェア。1955年から世界初のゴルフブランドとして誕生しました。硬派で頑丈な作りで、持つ人を選ばないシンプルさが魅力の1つです。

本間ゴルフは、かつて高級な木製ウッドが絶大な人気を誇った老舗メーカーです。現在は高級路線から、低価格の商品展開へとシフトしてきています。そのため、キャディバッグも他社製品よりリーズナブルな傾向にあります。機能性・デザイン性ともに優れたプロツアーのレプリカモデルも、安く買い求められます。ちなみにプロモデルは、イ・ボミプロなどが使用したモデルです。

キャディバッグを購入する時、車のトランクにちゃんと積めるかどうかも大切なポイントです。そこでキャディバッグの入れ方や積み方もあらかじめ確認しておくといいでしょう。メーカーによっては、キャディバッグの車への積み方を説明してくれているところも多いので、ぜひチェックしてみてくださいね。ゴルファーにとって一番うれしいのは、車のトランクに横に向けて積み込みができることです。しかしファミリーカーなどではタイヤハウジングの出っ張りが邪魔をして、キャディバッグを横にして積み込めないケースも。またキャディバッグのサイズによっては、複数のキャディバッグを積むのが非常に苦しい場合も。キャディバッグのサイズは車選びにまで影響を及ぼしてくるとは、ゴルフをしていなければ思いもつかないポイントですよね。

タイトリストは、ゴルフボールやウェッジが世界でトップシェアを誇るアメリカの老舗ブランドです。製品の性能が高いことから、中上級者を中心に多くのゴルファーから愛されてきました。キャディバッグは、全体として上品かつシンプルですが、カラーリングやデザインはバリエーションに富んでいます。

渋野日向子選手や勝みなみ選手と同学年のいわゆる“黄金世代”。高校時代はプロゴルファーを目指していましたが、大学時代にエンジョイゴルファーに転向。現在はゴルフ5認定レッスンプロ兼クラブフィッターとしてアマチュアゴルファーのクラブ選びをサポートしています。

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