ナイキアディダス

12月に行われたアナリストとの電話会議で、ナイキ幹部は在庫の膨張の深刻さを重視しておらず、ナイキ製品には強い需要があることと、近年ほとんどの小売業者に打撃を与えたサプライチェーンの混乱の影響が残っていることを指摘した。

ナイキのスケートボードライン「Nike SB(ナイキSB)」からホワイトのダンクローがリリースされている。SBダンクは、よりスケートボード仕様に特化しており、通常ラインよりも多くの機能を持つのが特徴だ。

何よりナイキのボリュームスニーカーと比べるとフォルムが細く甲が低いため足音があまり目立たなくなるんですね。
あとボリュームスニーカーはデニムやスウェットと合わせると一気に子どもっぽくカジュアルな印象が強くなる。
だからデニムやスウェットなどを使うときに子どもっぽい印象を抑えたいなら、こうしたソールが薄く甲が低く細身なフォルムであるオールスターを選ぶといいでしょう。

これは、2023年に向けてナイキが抱える大きな問題でもある。Insiderはウォール街のアナリストに、ナイキに期待することについて話を聞いた。銘柄選択を行う投資家が最も気にしているのは、同社が在庫を処分し、中国での売上を伸ばす必要があるということだ。一方、アナリストたちはビョルン・ガルデン(Bjørn Gulden)を新たなCEOとして迎えたアディダス(Adidas)が、ナイキとどのような競争を繰り広げるのかということも気にかけている。

ニューバランスのスニーカーは結構デザイン性が強め。
切り替えが多く割とハイテクなデザインだけれど、ナイキのハイテク感とはまたちょっと違うんですね。

もちろんアディダスにはスタンスミスだけではなくスーパースターなど様々なモデルがありますが、ナイキと比べるとクラシカルなデザインが多め。
ハイテク性を前面に出すというよりはオールドスタイルでシンプルなスニーカーを展開しているのがアディダスの特徴です。

1980年代、ナイキ(Nike)の初期の幹部だったボブ・ウッデル(Bob Woodell)は、膨れ上がった在庫について「我々を食い尽くすがん」と表現していた。

ナイキにとっては、中国の動向も大きな関心事だ。急激に成長する巨大国家であり、デジタルに精通した消費者がいることから、売上増加を目指すスポーツウェアブランドにとって、中国は重要で利益率の高い市場となっている。

しかし、2022年5月31日に終了した会計年度のナイキの中国での売上高は9%減少し、75億ドル(約1兆円)だった。ナイキの全売上高に占める中国の割合は17%だが、税引前利益では28%を占めている。

ナイキとアディダスは何十年もライバル関係にあったが、近年はナイキの方がかなり先を走っている。ナイキの売上高は直近の会計年度で467億ドル(約6兆2000億円)だったのに対し、アディダスの2021年度の売上高は212億ドル(約2兆8000億円)だった。

ナイキが落ち着いてないかというと語弊があるけれど、どちらかとThe・近未来といったナイキらしい独特のデザイン。
しかしニューバランスの方はやや主張が控えめだけれどデザイン性がきちんとある。
個人的にはクラシックなアディダス、ハイテクなナイキ、その中間的な存在がニューバランスという位置づけをしています。
「ナイキのデザインがすごくかっこいいのはわかるけれど、俺が履くとやんちゃに見えるんだよな」という方はニューバランスを選ぶと良いでしょう。

12月の決算報告を前に、BMO Capital Marketsの株式調査担当マネージングディレクター、シメオン・シーゲル(Simeon Siegel)は、ナイキは中国での危機を脱したようだとInsiderに語った。

「デザインはかっこいいけれどクラシックなもの、ナイキとアディダスの中間みたいなスニーカーはないの?」という人におすすめしたいのが「New Balance(ニューバランス)」。

■アディダス 購入者の4割はナイキも検討
アディダスの直近1年以内購入者が、購入時にアディダスのほかに候補にしているブランドは1位「ナイキ」39.4%、2 位「ニューバランス」27.9%、3位「コンバース」24.0%という結果になりました。主にシューズメーカーが上位にランクインしており、ナイキに至っては約4割の人が比較検討していることがわかりました。

OGカラーの一つ"Sport Blue(スポーツブルー)"。これに近いカラーブロッキングを採用した"Midnight Navy(ミッドナイトネイビー)"カラーは、上品な色合わせが印象的な一足だ。

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