イノベーションを求め デサントが積み重ねてきたさまざまな挑戦

*1980年~1982年の間に例外として一部デサントがアディダスのシューズを取扱っている場合もあります。

デサントの前身である石本商店を設立。

一昨年の消費税の増税以降、国内のアパレル企業は深刻な販売不振に苦しんでいる。経営破たん、あるいは店舗閉鎖や人員整理などリストラに関するニュースも少なくない。日本のアパレルは圧倒的に内需型の産業だが、この苦境を奇貨として外需を拡大する企業がもっと出てこないだろうか。アシックスとデサントのこの十数年の試行錯誤には、さまざまなヒントがあるはずだ。

トップアスリートの輝かしい記録の裏にはウェア開発の進化があります。
イノベーションを求め、デサントが積み重ねてきたさまざまな挑戦。それは常に「創造と挑戦」の歴史でした。
常に時代の先にある物を創造し、求め、挑戦していく姿は今も脈々と受け継がれています。

*1デサントが100%出資したグループ会社です。ポニーとルコックスポルティフはトルビオン株式会社との提携となります。1998年にデサントに吸収されます。

デサント(トルビオン*1も含む)とアディダスの関係を簡単に年譜でまとめておきます。

わたしたちの技術革新の先駆けは野球ユニフォームとスキーウエアであり、1950年代にその開発に着手しました。1970年代に入ると流体力学を取り入れ、『デサント』ブランドでのスキー、スケートのウエア開発において滑走時の抵抗を減らすことでスピードへの追求を加速させていきました。その後、流体力学の知見を他の競技にも応用し、水泳の分野では『アリーナ』ブランドでトップスイマーの泳ぎを支える水着の開発を続けています。

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